杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

寒い冬にライブ

人間も冬眠できる生き物だったらな

今頃自分のように寒いのが苦手な者はせっせと寝床を作って脂肪を蓄えてるんだろうか

 

今日はそんな空想をしてる晴れた日さ

 

なんとも言葉に表せない気持ちなんだ

11月も終わりになって、例年ならもう年末の事を考えてる頃だけど

今年は一発やらねばならない事がある

やると決めたからにはやる

ちょうど15年振りのライブ

あの時できた事がそのままできるか

それ以上にできるか

30分間に15年分の喜怒哀楽を詰め込んで

あれやこれやと喋るより音にまみれる事

その音の中で何を感じるだろうか

その音はこれからの人生にとって必要なものと思えるだろうか

それともそれでもう満足するのだろうか

やってみなきゃ今後も何もわからない

ライブ当日のライブ中に感じた気持ち次第

ブランクとか言いたくないから楽な選曲はしていない

15年前でも無理だと感じる選曲

追い込んで追い込んで挑戦する

時間いっぱい音を出す事に費やすつもり

言いたい事はいっぱいあるけど

与えてもらった時間は限られている

だから喋る事は何も考えてない

音を楽しめるか

これが自分の中の最大のテーマ

一人じゃ表現しきれないからバンドで臨む

やってくれるメンバー二人も15年前と同じ

気の持ちようはそれぞれ変わってる部分があるだろうけど

やる曲は一曲一曲が同じ

阿吽の呼吸のようにできるかはわからない

ただ三人それぞれが楽しいと思えてやれたなら

足を運んでくれた人にも何か伝わるものがあると思ってる

昔から知ってる人も初めて観る人も関係無く

デカい音を出す三人組と同じ空間にいる人全員の出す声や音

その全てで成り立つのがライブ空間

そう思ってる

みんなを楽しませる為の音じゃなく

みんなで楽しむ為の音

全員がそう思えたら良いなと思いながら

今日より寒いであろう

当日に向けてやれる事をやっている

 

年末どうこうはその時間が終わってから

だから今は

なんとも言葉に表せない気持ちなんだ