杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

眠る兵器

フルパム40でもダメだ

あくびの一つ出やしない

ODしたって死ねない人間か

たばこ一箱食べたら逝けるんかね

ストレスってやつが思考を壊してく

あれもこもれもストレス

人は後になってからあーすれば良かったとか

簡単に言う

できる事をやらず後になってできる事があったような事を言う

気付いてるのに見て見ぬふり

生きてるって当たり前じゃなくて

葛藤だらけ

誰にも何も言えず限界ってものやってくる

ぷつりと糸が切れたように

一秒一秒をやり過ごすので精一杯なんだ

面倒な人間に生まれてしまった

いちいち考える

迷う

悩む

自分の事だけ考えてればいいものを

いちいち面倒にして

生きづらい時間を過ごして

もう嫌になった

強烈な記憶

雪がなくなり桜が咲いて青森にも春がきた

これから色んな花が咲いてくる

悲しみは通り越した

悔しいくらいの思い出が溢れてきて

一歩も歩けない

全ての気力が無くなって

自分から孤独になっていく

この感覚が酷く苦しい

今日死ぬのかって地獄を生きて戻ってきた

だからこそ天国のような日々を過ごした

でももう戻らない日々

今度は死ねない地獄が続いている

来世なんていらない

死んでも何にも生まれ変わりたくない

 

生存報告

何度も更新しようとしてた

気持ちを綴るその度に却下

とても誰かに見せられる内容になってなくて

ネガティブの塊

奈落の底

そんな後味悪い内容ばかりになるから

全部下書き保存

本当の胸の内は吐き気がするくらい

めまいがするくらいグロテスク

 

とりあえず

身体は生きているよ

生きづらいな

真っ白な背景にぽつり呟く

 

生きづらい

 

これで全てを察して欲しいよな

 

言葉にもっと力があれば

発言力があれば

この人間はこのように

世界をこう見ていたのかって

大っぴらに残るのだろうけど

文字は止まる

逃げも隠れもせず

生きた軌跡を遺し

そして続いてく毎日に

思う事を言葉にしておけば

いつか自問自答にもなる

変わりたいんだろう

何かを変えて生きたいんだろう

もっと言葉に力を求める

説得力と影響力を秘めて

そこには自分なりの正義と代償と

生きてるのが恐ろしくなる時がある

思い出すから

 

Thailand

目的地を間違い目標を見失い

出身地で悶々としながら視野を狭めている

世界は広いが世間は狭いもの

フラッシュバック地獄

四国と沖縄以外には行ってみた

どこにだってローソンやすき家があって

遠くへ来た実感は無かった

見たことのない景色や話し方の違う人と出会い

それでも結局カネと言語自体は共通で

その度に現実を突きつけられてきた

 

29歳の頃、同じバイト先には19歳の女の子

俺は翌月30歳になる

その女の子は翌々月20歳になる

将来の夢みたいな話をした時があって

その時に感じた自分のスケールの小ささ

つまんねぇ大人やってるなって感じた

だから翌月でバイト辞めてアパートも引き払う決心をした

30歳になったら人生半分

折り返しだと思ってた

リセットしたい

そんな欲に駆られ日本中をさまよった

親切な人もいればとんでもない場所に連れていった人もいた

何事も経験だっていうけど

生きてるうちに経験しなくて良いような経験もあった

怒涛の数年間

途方に暮れ

元々いた場所に戻ってきて数年が経ってる

視野が狭かった

ここは日本

その中をぐるぐるぐるぐるしてただけ

海外という広い世界があるじゃないか

と思った

ワーホリで日本に来てた外国人から言語を教わりながら

一緒に仕事しながら学び発声すると

驚いて喜んでくれた人がいっぱいいた

郷土料理を作って部屋に招いてくれたりした

別れの時はいつかまた会おうと言い合って

もっと語学を学びたいと思った

英語は世界語

台湾語ベトナム語、たくさん教えてもらった

英語よりも単純だったりして

単語さえ言えば理解してくれる

わからなければ英単語やジェスチャーを使えばそこそこコミュニケーションがとれる

そしてまた母国語で教えてくれる

仕事手順をメモる為に用意したノートは外国語でいっぱいになってった

語学を活かした仕事はできはしない

けれど興味はとてもある

意思疎通ができるだけで嬉しいと思えた

俺は家族で旅行に行った経験が無い

まして海外旅行なんて貴族だけのものだと思って生きてきたから

語学を学んだところで自分には全く関係ないと思ってた

それでも日本に来てくれた外国人と会話ができた事で意識は変わった

仕事にしようとは今のところ思ってないけど

他国の言語を学ぶことはしてみたい

そう思って本屋に行って立ち読みしてみてもイマイチだった

理屈は書かれてるけど難しい

小一時間くらいしたら飽きてしまった

やっぱり生の人間と対話して学ぶのが一番

現地に行くのが一番

漠然とそう思った

何一つ喋れなくても今のスマホは翻訳してくれるすげぇ機械だ

外国に今ポツンと置かれても日常会話くらいならなんとかなるんじゃないかと思ってる

同じ人間

何か食べて寝る

共通してる部分は同じ

あとは言語を本気で学んだらそこで生きていけるかもしれない

日本ほど治安が良くなくても

こんな恵まれて安全な日本で気を病んでるくらいなら

相応のリスクは負っても良いと思う

人はいつか死ぬ

ジェットコースターみたいな気分屋だから

死んでネタにされるくらいが面白い

残りの人生やり直す望みが高いとすれば

近くてタイ

遠くてカナダ

無茶苦茶な話だけど

このくらいの妄想でもしてないと生きて一日を終わらせるのが毎日ツラくてしんどい

人生はドラマ

失敗人間

自分以外を考えなければ成功する可能性はあるのかもしれない

他人や家族を考えてしまえば失敗する

気にし過ぎだとか

先の事はわからないとか

そんなん言われたら普段考えてる事も

忠告も警告も意味が無い

余計なお世話だと言われれば本当に意味が無くて

生きて伝えてる事も意味が無くて

その時が来たとしてももう力にはなれない

今の自分が生きてる必要も無い

時が来てからじゃ遅い

どうする事も自分にはできない

前から言ってただろうと伝える以外できない

その時を生きて迎えたくは無い

虚しくなるだけだから

あれだけ言っても刺さらなかったのだから

なるようになっただけだと

受け止めるしかなくなる

そこに悲しみは無くて

正面から言ってきた事が起きただけ

笑えもしなければ泣けもしない

ほらなって呟く映像が浮かんでくる

そんな現実は嫌なんだ

だから思った事を言葉にしてる

それで煙たがられるなら

自分が生きてる必要を感じない

間違った事を言ってるのか不安になるから悩む

それでも考え抜いて出してる言葉なんだ

生きてるうちに何度も言えるような事じゃない

このままじゃいけない

それを伝えたいだけ

後になってどうこう言われても自分にやれる事は限られていて

苦しむ姿を見続ける事しかできない

そうなるのが嫌だから言っている

藁にも縋る思いになったとしても

自分は藁にはなれない

手を差し出し尽くしたから

もし生きていたとしても藁にはなれない

そうなる前に生きているかわからない

どれだけ真剣だったか

失って気付いてくれるのなら

この命が惜しいとは思わない

秩序が乱れてもこの気持ちが伝わるのなら

そういう手段も考えなくはない

 

2024令和6

あけました

今年もよろしくお願い致します

より単純な人間になれるよう

邁進します

 

 

ウサギを毒で弱らせた

それを丸呑みしたヘビのような腹をして

伝説の龍になる

嘘で心ズタズタにされた年末が

未だに尾を引いている

めでたくない想いは現象とする

工作員と呼んだ人間も

かわいそう関係ないけどと言った人間も

引き起こすのは本能

恐怖と無力を感じたろうか

年末から渦巻いていた暗いもの

とぐろを巻く毒蛇となって

限界を超えた

 

人間でいる自分は

せいぜい騙されないよう

人間に執着しないよう

要らない欲を出さぬよう

虎視眈々と時を謀る

日々精進

重苦しいものを背負って

日々鍛錬

めはくちほどにものをいう

それだけ

 

この先の人生

嘘の無い世界しか望まない

虚しいと思うのは

二度と信じられない事

嘘で得たものは全て失う

生存も五体満足も当然ではない

感謝を忘れて笑う者が

嘘を吐きながら愚息までも吐く

そんな世界を生きていたくはない

人間の自分

裏切られるのは信じているからだけではない

そう思い知った

信じると決めたら信じ抜け

もし嘘だったらなんて考える必要は無い

単純でいたいだけなんだ

ジャローダの憂い