杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

ちょっとお茶でも

修行小僧は、頭がギューギューになっている。パンクする前に一度冷静になって、今後のプランを組み立て直したい。

明日は、本番前最後の練習、リハーサル。

できる事はやった。無理せずやった。そしたら心に余裕がある。ただしその分不安も大きい。譜面にした曲、してない曲、どの曲も同じくらいのレベルまでには持ってこれたと思う。レベル自体が低いのだけれど(笑)

 

あれからもう何年経つだろう。

今、ベースをしっかり弾く練習を改めてしてみて、始めたばかりの頃を思い出すようになった。

ドラムにねっとりとまとわりつくような、うまく表現できないけど、そんな今の練習がとても懐かしいけど新鮮。自分の耳で聴き取ったフレーズが弾けない、それもまた楽しい。あらあらおいおいって感じで。

 

譜面って聞いただけでめんどくせぇーって言ってた頃と今、何かが違うようだ。変わったのかな。苦痛に感じないどころか、譜面が無いと不安だ(笑)

 

でも譜面にしておけば、いつかまたやるよって時に忘れてたとしても、自分で書いたものでもあるし、それを見直す事で思い出す事ができる。

 

そういえば自分の曲を譜面にした事が無い。

27日の本番が終わって落ち着いたら、一曲ずつ譜面にしてみよう。何曲目でサジを投げるか(笑)

 

練習以外にも行政的な事や音楽とは別にやる事がたくさんあるけど、他のメンバーと違って俺は会社勤めをしていない。その分時間には恵まれている。

勤めていても、家庭があっても、それでもみんな同じ曲、それぞれが担ったパートを練習してきて、呼吸を合わせ音を重ねる。

 

音楽とは譜面通り完璧にやる事が最優先では無いと思っている。

自分のレベルでできる事をして、他の楽器とリズムを合わせ、もし誰かがミスをしてもアドリブでできる範囲でカバーする。

そして終わった時、全員が楽しかったと言えたなら、観て聴いてくれてた人、きっと誰か一人でも楽しくさせられてる。それが自分の思う理想の音楽。

 

自己陶酔とは違う。全員が全楽器の音に陶酔できる事。これが自分の最も欲する理想の音楽。

 

明日の練習が今、楽しみだと思える。