杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

夢に届いた時、手は握るか開いたままにするか

過去を振り返って、考えた

 

誰かの役に立てるなら、笑わせられるなら、俺は悪にでもなる

 

考える必要が無いくらい率直に、そう思う

 

けどそんな詞の歌は既にあるもんなぁ

中島みゆき

 

 

共感できる歌、たくさんあるんだなって今年になって初めて知った

まだ全然知らないばっかだけど、これからは耳に入ってきた歌を耳を塞がず素直に聴くようにしていきたい

そして、自分の中にある音階と気持ちを自分の選んだ言葉にして、また曲を作り始めようと思う

 

似てたりとか、被っちゃっても、それはそれでって思えるようになった

同じ生き物が同じ楽器と同じ言葉を使ったら、そりゃそうなってしまうよなって

だからそういう時は、同じ境遇になったり、同じ心境になった事があるんだなって共感する事にした

素直に表現した結果そうなってたら、先に世に出した方、ごめんなさい

でもそれを喜べるくらい心広く在りたい

故意にパクるのとは全く違うから

自分から生まれた歌と、堂々と形にしたい

 

すごくポップなメロディが、ボールプールアスレチックのボールがアホみたく降ってくる

例えが下手だけど

自分の感情を表せるメロディが

たくさん降りてくる

 

俺は今

音楽をしている

文字通り、音を楽しんでる

演奏も下手だけど

何回も録り直してベストテイクを重ねて

一つの楽曲として成立させる

 

オリジナリティを追求し過ぎて、難しく考え始めるとすぐ、つまらなくなる

構成次第、アレンジ次第で音の幅は広がる

でも伝えたい言葉、感情が素直に表現できていれば難しい事は必要無い

 

思い描いたもの

感じたもの

それを自分のできる範囲で

自分が情景を浮かべられる

それで良い

 

聴いた人がどう捉えどう感じるかはわからないけど

絶対にこう思わせたいとか

そういった概念は一切捨てて

自分が生きて見て触れて感じてきた生々しさを

音を重ねて、言葉を乗せて表現する

それだけにする

 

これまでのリアルな喜怒哀楽、普段から思っている空想の物語も、一つ一つ楽曲にしていく

 

曲作りというものが苦痛になってもう10年以上が経つ

それでもいつかきっと克服できるだろうと

メモ的に録音してきた鼻歌を

これから形にしていく

 

これからを面白くしたい

今まで何にそこまでビビってたんだろうってすごく思う

とにかく自信が無かった

これまで自分の作ってきた曲に対して

形にした後になって

不安になる事がたくさんあった

それを今は感じない気がしてる

 

初めてはMDに3曲入れて、100円で売った

それからCDを制作して何枚かリリースした

それらを改めて聴き直し

歌詞を読み直してみたら

曖昧なりにも当時の心境を素直に表現してた

 

あの頃

わからなくて曖昧にしかできなかった表現も

今、これだったのかって謎が解けたものがたくさんある

なんとなく惰性で生きてきたつもりになってたけど、全然そんな事は無かったんだなって思う

考えて考えて考えて、今でも考え込みながら、曖昧と向き合っている

 

今こう思えるこのタイミングを逃したら

自分の中にあるメロディ

もう二度と形にしないまま

この人生が終わるまで

自分の中に閉じ込めたままで終わらせてしまう

それをもったいないと思った

自信は相変わらず無いけど

それでも何億分の1の中に埋もれ今日もひっそり生きてる

勝手ながらこの小さな主張をしたい

 

そう決めた

 

 

もちろん魚も釣りたい

ここ青森県太平洋南部、これから年間通して一番良い時期を迎える

オールか早起きすれば日の出の頃、オイシイ思いをたくさんできる

それを独り占めしたいって欲も無くなった

確かに共有できる人となら、一緒に自然の恵みを感じに行きたいと思ってる

 

根っから捻くれてるのは変わらないけど、10年前よりは心広く、捉え方は柔軟になっていると思う

 

誰かの夢中になれる瞬間を阻むような事をしてしまうと

その人は現実に戻され、罪悪感に包まれる

そうなってしまうと

長所を短所と思ってしまう事もある

うまく笑えない

そんな大人の世界は小さくてつまらない

 

自分らしさって自分じゃわからないものだけど

夢中になってる時、人は素の自分でいる

皆が素の自分でいられるようであって欲しい

 

人間の醜いところは

自惚れ

人間が恐れることは

孤独

 

嘘もそうだ

他人を下げて自分が上になった気でいても

自分自身が上がったわけじゃない

そういう行為や言動は無駄でしかなくて

自分を高める方法を考えるべき

 

 

自分の趣味は、主に音楽と魚釣り

一生の趣味であれと願ってる

 

趣味は人それぞれ

それが何であれ

誰もに様々な理由がある

最初から否定するのは間違ってるとハッキリ言える

 

誰かに決められ

縛られて

舗装された道を歩いてるだけじゃ

宙ぶらりん

一度決めた事だからって

それじゃ満たされないでしょう

自分で決めた事でも周りは常に変わってる

せっかく用意してもらった道だし

って笑う顔すら、演じてしまうでしょう

 

見通しの良い綺麗な一本道

脇に逸れてみたら何も見えない藪

漕いで漕いで漕いで

時に怪我などしながら進めば

どこに辿り着くだろう

もしも視界が開けたら何が見えるだろう

そして

後ろを振り向いたら

確かな道になってるから

舗装されてない獣道でも良いじゃないか

それが自分の道

 

ゲームじゃないから

ボタン一つでやり直せない

だから消えないものは消えてくれない

記憶とか

選択した時に戻れたりもできない

それでもそれらを忘れてしまえるくらい

夢中になれる

必死な藪漕ぎ

 

泥臭くてもそう生きる

面白い事を探しながら

貪欲に

前例が無いからなんだ

不安になったりしない

 

夢中だから

 

面白く、生きよう