杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

シェゲナベイベー

ゴリゴリ行こうと思う

その次の事は考えられないような

酸欠で倒れてしまうような

ドMなセットリストで

当時そのまんまで

こなれた大人感は要らない

バンドを真剣にやる為に新卒正社員を辞めた

あの頃の熱量で

きっと大人になった当時の人達も来る

忘れかけてた何かを思い出させるような

大人やっちゃってる事を実感させられるような

会社辞めるとかアホかとか

そろそろ安定しろよとか

散々言われてきた

そりゃ悩んだ時期もあったけど

最初に思い描いた事がやり切れてなくて

その心残りが後悔になるってわかってて

みんなそういうのを妥協して

普通とか平凡とか当たり障りのない道を選んでった

将来とか考えたらそれは多分正しい判断

ただ本当にそれで良いのかと聞いても

仕方ないとしか返ってこないのは寂しく思えた

売れるとかとかじゃない

好きな事をやれてるか

社会に揉まれながらでも

やりたい事やれてるか

自分を生きてるか

周りに流されてないか

操作されてないか

最初から諦めてないか

言い訳してないか

逃げ道作りから始めてないか

言いたい事は山ほどある

言うだけなら簡単だ

でも大人になるにつれて前置きが長くなって

面倒な言い回しをしなきゃならなくなって

結局伝えたい事をうまく伝えられないまま

聞きたかった事も全部を聞けないまま

あれだけ言い合ってたバカの一言も言い合えず

なんかぎこちない社交辞令みたくなって

寂しさと虚しさでいっぱいになったりする

自分が地元にいるうちにできる事は何か無いのかっていつも考えてる

ずっとここにいられるとは限らない

他の県で居場所を見付けるかもしれない

別な国で狩猟民族になるかもしれない

それは今の自分には想像つかない

正しいや間違いは動いてみなきゃわからない

その時一緒に過ごしてる人とお互い笑えれば

周りの価値観に合わせる必要は無い

迷惑にならないように気を付けるのが前提だけど

一般常識とか当たり前とか

誰が決めてどれが普通なのかさっぱりだ

だから生きてる今のうちにやれる事

自分の足で立っていられるうちにできる事

いっぱいあるはず

疑問は解決してから消化する事

今を生きる事

変な肩書きくらいでビビらない事

会社の中では社長が一番偉い人

会社の外に出たらみんな同じ一般人

社長所長課長部長店長

所属の組織外でそういうのチラつかせる奴は

醜い人間と認識してる

そんな薄っぺらい盾じゃ貫通しちゃうよ

この一年の信念がぶっ刺さるといいな

当時を知る人も知らない人も

同じ場所に集まってくれる

そこに上下関係なんて無い

自分もおんなじ一般人だから

思いっきりやれる事をやるよ

楽しめば楽しい空間になると信じてる