杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

ファットスタイル

また太ってきた。

成人してから色々あって42kgまで痩せた時があった。浮遊感しかなかった。

暴飲暴食になって75kgまで増えた時があった。見事な3重あごになった。

 

30代になってからは50前半〜70前半を繰り返してきてる。

飲み込み方がわからなくなった時は50前半、暴飲暴食できるようになったら70オーバー、また食べれなくなって50前半、去年から少しずつ食べれるようになって50後半、そして一ヶ月くらい前から突然またバカ食いが始まって一ヶ月もしないうちに60半ばになった。

 

冷静に客観視するとストレスを感じると喉を通らなくなるか暴飲暴食になるかのどっちかだ。

 

今は暴飲暴食期か。

腹が減るから食うわけじゃない。詰め込んでいないと不安になるからだ。

食えない時は何も食わないと言われて、食えるようになったら食うわ食うわと言われる。

実際その通りだから何も言えない。

 

丁度いいっていう感覚がわからない。何がおかしいのかって自覚が無くなる。

だから箸を持つ手が震える。

スマホで執筆してても指が震える。

洗濯物はゴミまみれ、ムダ毛だらけ。だから風呂場で衣類をほろってから入れるようにしている。シャワーから出る時は身体を拭いた後に風呂場の水気をバスタオルで拭き取っている。それでも風呂場や洗濯機からため息とホウキで掃く音が聞こえてくると身の毛がよだつような感覚がして身体が震える。

何をやっても裏目裏目。できる限り手間にならないよう、迷惑にならないよう、常に神経を張り詰めている。

苦しい。

 

だから眠ってしまう選択をする。

眠ってさえいれば、何も聞こえてこない。何も感じない。

それにもしかしたら心地の良い夢を見られるかもしれない。

 

それも一瞬のこと。

現実に戻れば片付けを進めなければいけない。

また気を張り詰めながら時間を過ごさなければならない。

いつからか自分は邪魔なんだとしか思えなくなった。

最初からこうなるって感じてた。半信半疑で身を置いてた。やっぱりその通りになった。

当たり前の恐ろしさはこれまで生きてきて知ってきた。ありがたみも知ってきた。

そのありがたみをブチ壊してるのは自分なんだとしか今は思えない思考。自分に恐怖を感じる。狂気めいたものすら感じる。

 

外に出たらまた何かをやらかすかわからない。

しょうもない事をやらかしてきて全部中途半端で散々な結果にしかなってないから、黙っておとなしくしてる事が今は賢明と思って食いしばって我慢をする。胃液が口内まで込み上がってくる。

 

寝て起きたら忘れてリセットできてた力を得た素晴らしいピークの時期があったのに、今その力を失ってる。

重苦しいものがずっと離れない。晴れた空を見ても純粋な気持ちになれない。

苦しい。