杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

裏腹

晴れた空

 

桜も咲いた

 

気温もずいぶん上がってきて

 

また春を迎えなんだなぁ

 

 

ただ

黄色いゴミ袋にあれもこれも入れながら無でいる自分に気付いて

途中で放り出した

そして布団に入った

 

モヤモヤしたんだ

自分の中にいる何かが

行動する気力を奪って

気持ちまで曇らせて

 

思い出になるのかな

こんなんじゃなかった

ちゃんと笑えて

ちゃんと見据えたものがあって

少しずつ

一歩一歩

できる事をして

喜びを噛みしめてた

 

そうじゃなかったか

このモヤモヤで

雷雲のように真っ暗くなって

ついに今日はずっと日課にしてた

起きたらとにかく海に行く事

それを躊躇った

黄色い袋を広げて

紙切れを無駄にビリビリと破りながら

叩きつけながら次から次へと入れている

そんな自分に気付いて

嫌気が差した

立ってられなくなってそのまま横になってこうやってまた暗い文章にしながら気持ちを吐き出してる

ぴこがいってらっしゃいって何度も言ってくれてた

それでもモノに当たり散らすようでいる自分が嫌になって

ごめんねと言って扉を閉め切った

 

閉め切ってるカーテンの薄明るい部屋で布団を頭から被り

息苦しいけどこうしてないと耐えられない

でも何に耐えてるのかもわからない

眠り薬に手を伸ばしてさ

こんな逃げ方ができるのはもう長くは続かない

減薬されてきた以上

もうこうやって耐えきれない時間を早送りする事ができなくなる

これも焦りと不安の要因の一つであり

手持ちが無い状況でこの今の状態がやってきたら耐えられる自信が無い

どうやって対処しようとするのか想像もできない

漠然とした不安と脳裏をよぎる黒いもの

 

衝動的な行動、それはできる方だと思ってる

この負の状態でのそれは誰の為にもならなければ誰にとっても喜ばしくは無い

 

葛藤を晴らす為にできてた事

釣りをせずとも海に見に行く習慣だったのに

今日になって突然できなかった

嫌な流れは一秒でも早く断ち切りたい 

 

手早くリセットできる手段が

モヤモヤした思考も気分も起きたら少しは薄れてる睡眠

それか

これでもかと身体に詰め込む暴飲暴食

嘔吐は限界を知る事ができて気が楽になる

モヤモヤした思考を一瞬でも和らげる為にはどっちかを行う必要がある

 

 

寝て起きた

モヤモヤは少し薄れた

でも片付けは今日はやめ

またモヤモヤがぶり返してくるのは嫌だ