杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

早起きはなんちゃら

今の自分にとっては一日がただ長く感じるだけ。

基本的に眠っていたい。

時が来るまでは。

 

 

アサガオのツルが伸びてきた。

しかし葉を青虫に食べられて穴が空いている。どこからやってくるのか、ヨコバイやらハダニやら、色んな生き物が汁を吸っていく。これも自然の事。殺虫剤は使わない。

花を咲かせる事ができるか、それとも虫の食欲によって枯れていくか、わからないけど俺は水を与えて見守るだけ。

時間は待ってくれない。一刻も早く殺虫スプレーでアサガオを守るんだという気持ちにはなれない。

咲いてくれたら嬉しいけど、殺虫剤で白くなる葉っぱや虫の死骸を見ると素直には喜べない。

自然を優先する。いつか耐えて咲いた花に美しさを感じる。人間も同じ。寄り付いた虫を駆除するんじゃなく、本当にそれで良いのかと問い続ける。それが今までできていた事。

感情的になって、自分がわからなくなって、素直な自分は崩れていった。

 

眠ってる間は時間が過ぎていく。

深い睡眠もあれば夢を見れる浅い睡眠もある。どっちも良い部分があるけど、今はどっちでも良い。とにかく眠る事。今のうちにしっかり眠っておいて、時を待つ。

あと半月もすれば、何日も寝る暇が無くなるかもしれない。その時にあれだけ眠ったんだから余裕って思えるように、今は睡眠を優先させる。

朝昼晩、いつでも良い。何か食べなきゃいけないのは今は考えてない。いざとなれば土でも食べておけば良い。魚の餌もある。

それくらい、今は眠っておきたい。