大袈裟じゃ無く
死ぬほどわかってる
どんだけ思い入れの強い物や人であれ
自分から手放す苦悩
そういった状況を作るのはいつも自分だから
無心になって
物は捨てる燃やす粉々にして
人は一生涯視界に入れないと決めて
この先の人生において
必要か不要かの二択で
最小限にする
そしたらあっけないくらい
少なくて
1からなんだなと果てしない現実を知る
もう燃えた物を思い出して
気持ちは落ち込み
消したい人を思い出して
声にならず藻掻く
一日や二日ではどうしようもできず
気力だけが失われていく
セミの抜け殻のように
布団にしがみついて
意識はどこかへ行ってしまう
体重計に乗れば
しっかり中身があると確認できるが
また布団に戻り崩れ込む
ここで考え事をしちゃいけない
なんでこんな状態なのか考えちゃいけない
いつか覚えた無の状態
意識は勝手にどこかへ行ってしまう
暑いからじゃない
夏は何も悪くない
このまま視野も心も狭くなる一方だって
確信的に感じている
意識を変える術は
考えてみてもいつも同じ答えになる
動けないでいると
動けなくなる
動かないでいると
動こうとしなくなる
それは嫌
動けるうちに
動いて探せよ
自分