杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

ある程度の所持金は必要

ようやくカネが入った。全額おろしてあちこち走り回ってきた。

帰り、財布の中身を見たら千円札が一枚。終わってる。

 

好きなもの欲しいものに費やしたんじゃない。支払うべきものを支払ってきただけ。それでこうなる。

楽しみなんてタバコくらいしか無かったけど、いよいよそれすら許されないんだな。生き辛い。

こんなんじゃないはず。生きるって事。

働いて得たものを費やすのは、楽しみな事。もちろん払うべきものは払ってる上で。

 

働いてなければ、楽しみに費やす事ができない。理屈は間違ってない。でもあんまりだ。

考えてみればそうだ。楽しみが無いのは単純にカネが無いからだ。何をするにもどこへ行くにも最低限のカネが必要。

外食なんてできない。本当は必要な欲しいものが買えない。誰かを誘えない。誘われても行けない。そもそも何が一番食べたいのかわからない。人間の三大欲求すら奪ってしまう、カネ。

ってか最近発熱したんだけど、その前日から排尿痛が半端ない。熱下がって二日か三日経つけど痛い。特に夜中起きてしまった時かな。寝て座って寝て座って繰り返して、それでも痛いから車に乗って裏道を行き夜風浴びて一服してごまかして帰る。薬が効いてる真っ只中だから危険なんだろうけど、そうしないとどうしようもないくらい痛い。でも何となく覚えてはいる。病院行け!って話だけど、行けねぇんだよカネが無いから。とっくに入院しろって話は出てそれもカネの都合で白紙だ。痛くなくなるまでは危険物が近所を徘徊するかもしれない。声掛けとかそういうんじゃなく。単に危険運転者。どこに突っ込むかわからない。夜中は出歩かずおとなしく眠るのが一番。俺も早く元に戻りたい。朝起きて、寝ぼけながら仕事の準備して、昼休みに軽く昼寝して、午後の一頑張りで仕事を終え、腹減った〜とメシを食い、一風呂浴びてガーと寝る。そんな当たり前だった日々に、戻りたい。

自分じゃ普通にしてても、周りから見たら異常。そうなった時から何をしても自信が無くなり、劣等感が嫌で外からの情報はシャットアウト。徐々にそれは罪悪感になって自分を責めた。そしたら自暴自棄の絶望感が待ってた。で今、その絶望感すら超えて、虚無感を迎えつつある。自分て人間なんだっけかて、劣等感からまた考え出して、それを繰り返してる。

地球も回ってるんじゃなかったっけ?

そんな言いがかりをしながら、日々過ごしている。

 

 

面白くしたいならバカになれ。

 

バカになり過ぎたようだ。人によっては面白いネタになると思う。これまでの事を聞いたらウケるって人もいると思う。

でも俺は、いたって真剣に、今きっとヤバい状況にいる。二ヶ月分の支払いする分は銀行に入金したから問題無いけど、弁護士事務所に払うカネが無い。次の病院代が無い。次入れるガソリン代が無い。ちょっと待って、次のタバコ代が無い。一ヶ月分の支払い分でなんとかしのげなくは無い。でもそしたら一ヶ月滞納のまま次は三ヶ月分の支払いを入金しなければならなくなる。当然足りなくなって、しかし無いから払えない。分かりきってるから、虚無感にもなる。

得るカネを増やす事しか解決できる策は無い。前向きに考えれば、カネを得れば解決できる。

 

そう、得るカネを増やせば良い話。

バリバリ仕事やれんのかって言われると、できないのが現状。俺にできる範囲は今とても狭い。毎日布団から出られるかどうか、まずそこからだ。行く気マンマンで行けない時が必ず来る。この約一年を通して思う。別に何か予定があるわけでもない日なのに、天気も良いのに、動けないまま暗い部屋で一日を終える。こんなんが何度もあった。

一日行動して次の日稼働せずその次の日また行動する。壊れかけのモーターみたい。

その日になってみないとわからない事ばっかり。抜群に調子良いと言った次の日にスマホすら見なかったり、気分屋ともこれは違うんじゃないかなぁ。

 

自分の事なのに、わからない事だらけ。