杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

シャベレバシャベタデ

最近知った。TSUGARUの南部バージョンがあると。否定はしないが、歴然の差だと思う。それ、本当に面白いと思ってやってる?

救われた身からすれば、全然面白くない。

 

 

 

さて、安心して通えてた病院が富山県魚津市にある。先生とも良く話し合って相談してやってきた。

八戸に来て、新しく通い始めた病院の先生もとても親切な方。今後に向けての話を交えながら、診察してもらってる。

 

ただ一つ、これまでの処方をしてもらえない。次の診察日までに全て飲み切ってしまう。県によって上限が違うのは知ってたけど、参っている。交通事故とかを起こす。あれは何となく、わざとやったんだだと思う。

徐々に慣れて行きましょうと言われても、今の状況を抜け出せる自信が無い。

ふと、富山に戻りたいと思ってしまう。たかが薬なんかを理由に。そして温かく接してくれた方々を思い出す。元気にしてるだろうか?

 

夕日が沈んでいく能登半島。一秒毎に変わる空の色。おいしい命の水。そして国籍を越えた友達。夏の蛍。冬の花火

良い人生の時間を過ごした。心にそっと閉まって、たまに耽る。ため息が出る。

 

 

富山の先生にはっきり言われた。杉浦さん、あなたは薬物依存だと。でも、それをしなければ殺されてしまう紙一重の状況、だからこれが私の今できるあなたを死なせない為の救命だと、真剣に言ってくれた。合法か違法かなど大きな問題じゃない。ただただ感謝。

お陰様で今も、生きています。それでも明日には俺、死んでるんじゃないかって思う事が頻繁にあります。

今の先生はこれをフラッシュバックと呼ぶんですよって言う。そうかもしれない。目が覚めてしまった時、血まみれのシーツが顔に張り付いてた事があった。でもどうなってそうなったか、覚えてないのは薬のお陰。

こんな毎日が続くんなら、清らかな黒部川に流されて、何かの栄養になれたら良いのになって、いつも川沿いにいた。

 

楽しい事はたくさん転がってる。

それを楽しいと思えるか、それが問題。

魚を釣れば殺して食べ、野菜は根元から切り取って食べる。それが当たり前なのが理解できても納得できていない。

命を奪い、それで生き延びる自分。それが嫌。そんなん言ってたら生きてけないよって言われても、生きる事に執着してない自分はいつ、その時が来ても後悔はしない。

 

周りの迷惑、ただそれだけがぐるぐるしてる。