杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

3800

108

1900!!

 

 

 

 

 

 

 

竜巻

旋風脚!!

 

 

 

 

 

 

 

って似てない?

 

 

そんなこんなで、今日は八戸に再び住み着いてから初めて、労働をした。

 

面接しては落ち、面接しては連絡来ないまま待ちくたびれ、一ヶ月が経ち、寒かろうが雪が積もろうが別にってなり、もうせめて履歴書は返却してくれたら良いのになと、鮮度の落ちた魚状態で面接をして、ようやく雇ってもらえた。

 

 

先週か先々週か忘れたけど、岩手の久慈市で単発バイトがあってそこに向かう途中、事故ってまた廃車にした。

久々に仕事ができる=収入を得られると張り切っていた。なのに到着すらできなかった。

 

 

なんじゃこりゃと、パトカーに乗り込んで、内側からドア開けれないんですねとか、レッカーしてくれた人にちゃっかり乗せてもらって、あー行ってれば12000円だったのにとか、なんかヘラヘラしてた。

フラストレーションにアドレナリンか。合わさったら、躁だ。

事故る瞬間、ボンネットからの煙、楽器と釣竿の確認、就業予定先、ロードサービス、保険会社への電話、どれも冷静にできてしっかりと覚えてる。

パトカーが来てからか、血管ブチ切れるくらい一気に飛んで、異常に興奮した自分を途切れ途切れ思い出す。

 

気付いたら家。

あれって夢じゃなかったろうかと外に出たけど車が無い。でもどこも痛く無い。

後から不具合が出る可能性があるからと病院の診察を勧められたけど、行かないまま何とも無いでいる。

不幸中の幸いって言うけど、自分の本心は微妙だ。

元気があれば何でもできるって言うけど、できなかった。元気だったと今でも思ってるから、納得できないでいる。

 

 

だから今日、職場に到着できただけで達成感が半端なかった。

 

車で5分。一つか二つ信号の赤さえ守れば徐行してでも着く。

 

元気があれば何でもできるのを証明して納得したかった。

同じ八戸、なのに全員はじめまして。狭いようで広いのかもしれないと思いながら、淡々と指示された作業をした。

 

そして今日、退職になった。

入社して通算3800円もの収入を得た。二回は灯油買ってこれるけど一回の治療費にはならない。

 

 

 

なんじゃこりゃと、家と反対方向、そのまま公共職業安定所という場所に向かっていると気付く。きっと直帰したら泥沼に沈み込むと、無意識に回避したかったんだろう。

 

たくさんの求人票を見た。でもどこを見てるかわからなくて、一枚の求人票を窓口に持って応募したいですと言った。

何を重視したか、動機的な部分を聞かれたけど、正直にわからないと答えた。

 

結果、紹介状は発行されない。応募もできない。借り物の車のガソリンを消費しただけの形になった。

 

でもこれで良かったと数時間経ってみて思う。

やけくそな思考になって動いたとこで今から自分が何をしようとしてるかもわからない。だから明日には忘れてる。

わかりやすく頭から蒸気でも出てたのかな。見抜いてくれた事に感謝。

目先の利益しか見なければ、いつか大きな損失を生む。

 

 

 

オリンピックに興味は無い。

けど帰ってきて見たニュースで、バドミントンの金メダル候補って言われてる人が事故で視覚に異常を訴えてるって。

 

 

なんで?

なんで自分は無傷でいるんだろう。

 

心の底から、そう思う。