杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

無題

乗り越えられない困難は与えられない

本当にそうだろうか

耐えられない苦しみは与えられない

本当にそうだろうか

 

向かっていく力が出ない

怖気づいて逃げたくても

行き場が無い

死んで消える

選択肢を消去法で狭めていくと

最後に残るのはそれ

ツラい時にツラいと言う勇気が無い

そう自己解決ができたとしても

周りには迷惑がかかる事は理解してる

だから

ここにこうやってネガティブを打ち込んで

客観的に洗い出してみても

悲観的な将来しか見えない

今の自分に何ができるかを考えて

動いてみると裏目に出る

助けを求めるべき時なのかもしれないけど

限界がわからなくてできない

ただの甘えに過ぎないと自己判断して

誰にも何も言わない

重苦しいため息をついてる事に気付いても

誰に何をどう言えば伝わるのかわからない

そもそも何がツラいのか全てを把握してない

こんな衝動が毎日やってくるから

今も明日もこれからもずっと

この葛藤と生きていく

そう思えば思うほど

感情が無くなって

痛みも恐怖も感じなくなる

現実に行き詰まってるのは確かで

塞ぎ込んでるのも確かな事

誰にも見せずにいる表情の

冷酷な自分がいて

やるなら早くやっちまえと

圧をかけてくる

見えない聞こえないふりをして

それなりに生きているふりをして生きてる

胸が痛くなるのも

呼吸が苦しくなるのも

もう気付いてる

自分を騙し騙し演じてるからだと

そうしていなきゃ

今を生きていられない

明日を迎えられない

強い雨