杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

寒過ぎる 2

昨日も今日も爽やかな晴天。

それは喜びであり、落胆でもある。

 

 

布団に入ったまま身動きできないへっぽこ野郎がここにいる。

肩の上、首の下らへんまで毛布で覆ってもガクブルしてしんどいと感じると同時に、絵ヅラ的には結構面白いだろうなと思ってた。しかし自分で撮影してウケ狙いに走る力は出ない。とにかく悪寒と怠さと膀胱炎の三大症状。くしゃみ鼻水は全く出ないのが救い。

 

 

最近は睡眠のリズムが崩れ、眠れないまま夜が明け、日が昇るまで見届ける日が多い。今、サーフに立っていればなぁって思いながら。

気温も下がってきて、暑さでバテバテになる事も無い。釣った魚の鮮度も落ちにくい。

この青森太平洋ヒラメのベストシーズン、肝心なとこで体調崩してばっか。なんだろう、シンプルに切ないっていうのが一番表現として合ってるかな。引き込もってる日頃の行いも良くないのかもしれない。

海水温はあと一ヶ月前後は持つかなと読んでるけど、全てはイワシ達の動向次第。

近いうちに波も風も体調も、コンディション抜群、ベストな状態で釣りに行ける日があったら良いな。朝まづめの一時間一発勝負で良いから、行けるように願う。

サーフを歩けば有酸素運動のダイエットにもなる。運動不足じゃなく運動皆無になってる俺は、体力も抵抗力も今ほとんど無いんだと思う。だから今こうやって横たわってんだろう。

年齢のせいじゃない。仕事もせず外に出歩く機会も作らないでいるとこうなるんだって、学んだ。

富山から青森に戻って来て、病院が変わり、処方が変わり自暴自棄になって、飲んだくれた。そしたら三ヶ月で20キロ近く太ってた。

動かなければこんななってしまうのかって、鏡の中で腹がぽっこり膨れ、二重アゴの自分が鼻で笑った。

 

これ以上はちょっとあんまりだと、酒はやめた。日々の食事は少なめなんだけど、それでも痩せないのは、やっぱ動かないからだと確信した。

 

どうにかして痩せなきゃっていう危機感は無い。まぁチビデブでも、あんま外見は気にしてはいない。

そのうち痩せるだろうと、楽観的だ。

 

 

 

今日は日中になるにつれ少し回復してきたから、午後から押し入れを整理整頓した。

色んなものが出てきた。探してたルアー、新品のままストックしてた観賞魚用品、これら全てをフリマアプリで売れば12月までの繋ぎにできると思う。せっかく買っておいてたのに手放すのはすごく惜しいけど、今はそんな甘ったれた事を考えてる場合ではない。

 

三年半前にアパートを退去した時の断捨離に比べたら、今回のはまだ前向きに思える。

売り払ったらまず、マカダミアナッツのチョコが食べたい。それ以外に今は他の望みは浮かんで来ない。とにかくチョコが食べたい。

 

 

今夜は寝付ける気がする。