杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

寒過ぎる

毛布二枚と掛け布団にくるまって石油ファンヒーターの真ん前でガタガタしながら文字を入力し始めた。夜中3時。

この整った文字、そして漢字やカタカナへの変換、これで100%今の状況を表現できるだろうか。

 

 

夕方気付いたら久しぶりに寝ていたようだ。

が、また発熱している。こないだと同じような症状で、鼻水やくしゃみは無い。ただひたすらに寒いと怠いだけ。腰周りや足先を常に動かしてないと身体がわさわさする。膀胱炎らしきものはしばらく治らないまま、痛みを感じる。

 

 

昨日の日中、天気が良かった。こっちの海は多分、今シーズン一番のコンディションだったはずだ。朝まづめ、釣りに行った人は、きっと良い思いをしたろう。

何で行かない?あれだけ楽しみにしていたのに。今年はヒラメ100やるぞーって張り切ってたのに。俺はただ星を眺めて、夜が明けた。あーあ、今頃ヒット連発だろうなとか想像したけど、行けば良かったとか悔しいとか、特に何も思わなかった。

 

 昨日は久々にコンビニに行ってみた。いつものお姉さんにたまにはギャグでもかますか、と思い、ネタをやりかけた時に他のお客さんが並んで、中途半端に終わった。そそくさと外に出た。つまんねぇな。

 

 

話がしたい。深くて深〜い話を、存分に。

これは相手が誰でも良いわけじゃない。自分が話す事と同じくらい、その人の深い話を聞きたい。明るい話でも暗い話でも、お互いの心底を話し合いたい。自分に話し掛けてたって問い詰めに変わるだけ。自分で自分の首を絞めるようになって、きっかけ一つ、本当にやっちまうんじゃないかっていうふとした瞬間が増えた。自分が何をしようとしてたかわからなくなる。目の前に色んな物を並べて、さて!

 

あれ?これで何するんだったっけ?

 

 

思い出せないまま、片付ける。その片付けが終わって思い出す。

完全にもう一人の自分が支配して、無意識になった自分がやろうとしてた事。

 

片付けたものを、さらに取り出しづらくて、どこやったろう?って忘れてしまいそうな所に片付け直す。

 

 

別に恐くはならない。

そしてもう一人はめちゃくちゃ元気。まさに陰と陽、あるべき場所が逆転する現象が起こる。

最近の明るくは無いニュースを知る度、思う。勢い任せだったか、乗っ取られたか。顔見知りでもない他人でも、芸能人は嘘も本当も全て、調べれば筒抜けのように情報がわかってしまう。正解も誤解も。良いか悪いか意見は割れるだろうけど、全て正直にさらけ出せてる人間は楽。疑惑を否定したり、嘘をつけばもう一人が叱りにやってくる。その小さな嘘を重ね続ければ、もう一人が鮮やかに色付いてくる。これが見えてしまえば、自己嫌悪ともう一人に対する妬み嫉みでいっぱい。

そして、苦しいのかもわからない程の苦しみが襲ってくる。それから逃れる為、死ぬか、それともやり過ごして、また来るかもしれない恐怖と共に生きてく。もう一人が笑えば笑うほど、バカバカしくなる。

 

人間の体はうまくできている。気持ちというものは目に表れる。目は口ほどに物を言うって、確かにその通りだけどそれだけじゃ意味が足りてない。

目は本心を表し、口は嘘を発する。

 

嘘発見器なんて要らないよ。

言葉では何とでも言い訳する。そうやって生きてきたんだから。そんなデタラメ聞いてる時間があるなら、その時間に目を逸らしてはいけない。できれば二人、三人がかりの四つ目、六つ目で見詰め絶対にその目を離さない。そうすればほぼ間違い無く本心が見える。

 

 

俺はこうやって職場の先輩や社長、一般的にお偉いさんと呼ばれる人間を見て話しながらその人間性を観察してきた。

 

ろくでもない。

 

真っ先はカネ。それは最後まで口にしない。

甘〜い言葉の罠。言葉選びや目を悟られぬよう表情を巧みに使い分けられる人間が上に立つ。

 

もちろんそうじゃない会社もあった。ごく少数。最大限の対応をしてくれた会社もある。

 

どんな会社であれ、そこで働いてる人達がいる以上、ここでどうこう愚痴れる立場でもないのはわかってる。けどぶつけるところが今はここにしか無い。

だから、深い話をしたいと思う時がある。

 

 

 

この淡々とした文字、でも実際紙に書いたらめちゃくちゃ汚い。自分で書いたのを読めない時があるくらい下手くそだ。漢字も読めたとしても書けない。携帯電話すら書けるか怪しい。

 

 

 

 

そうこうしているうちに6時過ぎて明るくなってる。

いっつもこんな暗い内容だけど、最後まで読んでくれて、どうもありがとう。