杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

思い出

今の仕事も今月でおしまい。

来月からどうするか決められず、画面を指で突っついているのが自分の今。

 

ネガティブなのか、ポジティブなのか、どっちでも無いのか、わからない。

今日の仕事が終わって、こないだ割った車のガラスをほうきで掃いてまた汗が滴って、今日もまた終わっていく。一体この座席に誰が乗るんだい。

 

去年の今頃、夕食前に仲間と席を囲み、しょうもない話をしながらふらふらと締めのラーメンでも行くか~なんて言ってたな。

 

一人、また一人とみんな居なくなった今、逃げるように、まだ明るいうちに寝てしまう。命ある水槽に囲まれたこの恵まれている居場所は、自分の都合であと数日のうちにどうにかしなければならない。それを知って何もしない自分に嫌気が募って、何をしてるのかわからない。今、どうするべきなのか。守りたいが逃げたいに変わって、体から力が抜けて変なものが見えてくる。

 

 

無いものは創り出せばいい。

そう思えていた。

焦ったところで秒針は等しいスピードで淡々と時を刻んでる。地球は明日も普通に回る。それは破滅するまで変わらない事。

 

そんな屁理屈ばっか言ってたら、意味なんて存在する必要も無くなるよな。

悔しいだとかそんな俺個人の都合より、ただ単純に何の迷惑でもありたくない。そう思うのも自分勝手だよな。人間を生きてる俺は、本当に勝手過ぎる存在だと思う。

 

明日って、来るんだろうか。