杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

迷い、そして迷い。

平凡で安定した暮らしを望んでいるはずなのに、無力感が募っている。

何となく起きて何となく仕事をして何となく何かをして、これをこの先ずっと続けたいと思わなくなった。それが特別嫌なわけでもなく、何も感じない。存在している以上何らかの必要なものでありたい。

周りが一喜一憂している姿を目の当たりにしてみても、自分にはそれが無いと気付いてしまう。

いつもの日々に期待する事も無く、自分にはこれができるという主張をしようと思わない。自己満足、誰かの評価を得る手段でしかない。良さを伝えようとしても捉え方は人それぞれで迷惑にもなり得る。自然の中で静かに、ありのままを大切にしていけたらそれ以上望みたいことは無い。

今年もホタルがちらほら光り始めた。生きてる間、何かを得る為に必要な主張なんだと教えてもらう。彼らは幼虫の時、たくさんの巻き貝を食べ、大人になると水しか求めなくなる。

 

晴れの日も雨の日も、風が吹くまま、生きていられたらな。飛ばされたら、そこで飛べる。そこに自由は無くても、ほんの一瞬でも人間でいる事を忘れられる気がする。存在してる喜びを知りたい。

誰が何を言ってたって、理由があるからだろう。言えばその人間にそのまま返ってくる。

悪口を言えば、悪口を言われている。

そこで自分ってもんに気付けたら、明日からを変えていけると思う。