杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

醜い人間の子

新しい楽しみを見付ければ良い。

 

黙って昼寝していれば良い。

 

ぴこと魚達は嘘つかない。

 

自分を守る気は無い。

 

誰も保身しない。

 

必要な事だけ言葉にする。

 

嘘で守れるものなんて大したものじゃない。

 

だから何も言わなくなる。

 

言えば言っただけややこしくなる。

 

要らない。

 

信じられるものだけあれば良い。

 

わからないのに理解してもらわなくて良い。

 

わからないものはわからない。

 

どんな言葉にしても理解は得られない。

 

理解しようとはできても全てを理解はできない。

 

言葉より行動の方が刺さる。

 

人間でいるならそうありたい。

 

信じられないと思うのは言葉だけで良い。

 

行動が全てを示す。

 

そこに嘘の言葉で惑わされたくない。

 

俺は本質を見抜きたい人間に戻る。

 

どんな言葉よりも行動を見て心で聞く。

 

綺麗な花には棘がある。

 

綺麗な言葉には毒がある。

 

挙動一つ見逃さない冷静な自分に戻る。

 

本質を見抜くにはそうなるしかない。

 

愛想笑いを再開する。

 

不本意でも程々にしてないと見逃してしまう。

 

笑えば全てが丸く収まるとは思ってない。

 

それでも嘘に対抗する為には我慢も必要。

 

もしそういう機会があった時は惜しみなく。

 

本心と言葉は矛盾してしまうもの。

 

本心と愛想笑いも矛盾するもの。

 

矛盾の中を生きるには手段は必要。

 

綺麗な花が咲くまでには地味で毒々しい姿の日々がある。

 

それを醜いと思うか美しいと思えるか。

 

俺はそこを見て習っていく。

 

水がなければ植物は枯れてしまう。

 

血が巡らなければ生物は死んでしまう。

 

花を咲かせる為に。

 

生きて輝く為に。

 

どうせ生きてても面白く無い。

 

せっかく生きるなら輝きたい。

 

紙一重の中を生きている人間もいる。

 

毎日惰性で生きている人間もいる。

 

大きな違いが表れる時が来る。

 

道が何本にも分かれ、どこに進むかは自由。

 

誰かに頼って間違えばその誰かのせいにできてしまう。

 

目を閉じて見えた道の先を想像して自分が決める。

 

自分が決める事で困難でも自分の進むべき道。

 

人間には潔さが必要。

 

自分はそれを何度も感じた。

 

往生際が悪い人間をたくさん見てきた。

 

それは醜く、その人間の本質が見える。

 

いざという時に頼りにならない大人達。

 

自分だけ助かろうという必死の醜さ。

 

普段から守るとか誰かの為にと声を大にして言ってた大人達。

 

行動に全てが表れる。

 

塗りたくってきた嘘もその場しのぎの嘘も。

 

全て緊急時の行動に表れる。

 

言い訳で逃げられなくなると開き直る。

 

そして自然のせいにもし始める。

 

自分が大事なのは誰も同じで理解できる。

 

それでも犠牲になる者がいるとわかっていても自分は助かろうとする。

 

それは理解しようとも思えない。

 

傍観しながら心で醜いなと感じながら笑うだけ。

 

否定も肯定もする必要は無い。

 

自分を肯定していての行動だとわかっているから。

 

言葉にする必要が無い。

 

無機質でもただ笑って見ていれば良い。

 

つまらない自作自演を見ているより、一日中海を見てる方が良い。

 

そこには悲劇のヒロインはいない。

 

何も言わずとも寄せて返す波が必要な事を教えてくれる。

 

もうとっくに気付いてるから。

 

あとはこれからも学んでいくだけ。

 

自然と共に生きる。

 

エコロジーとか、今頃騒いでも手遅れ。

 

騒ぐだけ騒いでいても気付いてなければ本当に無意味。

 

ハイブリッド車が暴走してる道路。

 

時間に遅れるからと言い訳は堂々としてる。

 

それでもエコロジーな車に乗ってれば自然環境に貢献してると勘違いしてる。

 

貢献どころか配慮もできてない。

 

それでも形と言葉で周りに褒められたい。

 

良い目で見られたい。

 

俺はそういう人間を醜いとしか見てない。

 

産まれ死ぬまで自然に何も貢献しない生物、人間。

 

人間が住みやすい環境を作るには自然破壊しか無いのが事実。

 

それを曖昧にしながらエコ活動とか、理解しようとするだけでも苦しい。

 

矛盾でしか無い。

 

理解しようとしてもできない事と悟ってる。

 

この罪悪を俺は心に留めながら生きる。