杉浦 剛の記事

感情を文字に、言葉に表情を。

優しさとは

誰かに優しくできるのは

その分傷付いてきた過去のある人

そう実感した

うわべの優しさしか持ち合わせていない人は

ある領域以上には踏み込んでこれない

それが悪いわけじゃない

それはまだ身を持って知らないだけのこと

知らないまま生きていくるのか

この先知ってしまうかわからない

どっちになっても他人は他人

 

視野が狭くなり切羽詰まっていたけど

人の本当の優しさに触れた

それだけで何もしてくれなくても良い

そう思えた

その強さを

その優しさを

無駄にしたくはないって思った

どれだけ離れていても

気持ちは伝わった

本当は隣で顔を見ながら話せたら良いんだけど

声だけで悟り知ることができた

優しさの中に強さと信念を感じられた

ありがとう

昔に戻って酸欠になるくらい笑い合えたらな

またいつかそんな日が来るなら

まだやれる

まだ耐えられる

もっと強くなって

その日を迎えてみせる

バラ公園

毒を吐いたら

急に思い出した

 

うまく説明できない遊具の穴の中で

ポケモン緑を殿堂入りする為に

代わりに本気でプレイした事

 

飼育する知識も無いのに

海岸でカニやヤドカリを捕まえてきて

それを見せに行って忘れてきた事

 

アリの巣の近くに砂糖を置いて

運んでく様子をしゃがんで観察した

ただそれだけの事

 

その時一緒にいた人が初めて好きになった人だわ

いのちSOS

居ても立っても居られない衝動に駆られ

初めて頼ろうとした

でも繋がらなくて

くそくらえと思いながら

何百回もかけ直した

繋がるのに半日かかった

こんなんじゃ見捨てられたような気になって

とてもじゃないけど最後の切り札にならない

 

何に困ってるのか聞かれて

今に困ってると言うと

いや今何に困ってるのか聞いてるんだけどと

半笑いで対応された

こっちは笑いごとじゃなくて

心臓停止処理するかしないかの段階

ここは生きる元気と生命力がそれなりにあるうちに

思考がしっかりしてるうちに頼るべきところだと感じた

何をどう言えば良いのかわからず無言の時間が続いて

じゃあこのくらいにしましょうかと言われて

はいと答え電話は終わった

虚無感だけになった

 

 

人間は自然を失くしてまで何かを作り

人間だけが生きやすいように地球をカスタマイズして

環境保護とかエコとか戯言を唱えながらも

結局人間最優先の世界を築いて生きている

それは自分もそうだけど

野生の生き物は生まれた環境の中で

そこにあるものだけで生きようとする

欲してるものが手に入らなくなって

生きられない場所になれば死に絶えて

絶滅するだけ

そのことを知る由もない大多数の人間

それでも人間は開発=破壊を止めない

全ては人間が生活しやすくなる為

頭おかしいのはわかってる

生きづらくなってる奴だってここにいる

それでも外に出る時は無難な衣服を着る

それが人間として生まれた以上

当たり前のことだから

心の底では疑問ばかり抱いてる

この地球のこの世界の在り方に

便利になるのは都合の良いことだろうが

何かが犠牲になってないか

もう十分便利過ぎる世の中だと思うんだ

それでも人間はこれからも

まだまだ欲を出し続けるんだろう

 

眠る兵器

フルパム40でもダメだ

あくびの一つ出やしない

ODしたって死ねない人間か

たばこ一箱食べたら逝けるんかね

ストレスってやつが思考を壊してく

あれもこもれもストレス

人は後になってからあーすれば良かったとか

簡単に言う

できる事をやらず後になってできる事があったような事を言う

気付いてるのに見て見ぬふり

生きてるって当たり前じゃなくて

葛藤だらけ

誰にも何も言えず限界ってものやってくる

ぷつりと糸が切れたように

一秒一秒をやり過ごすので精一杯なんだ

面倒な人間に生まれてしまった

いちいち考える

迷う

悩む

自分の事だけ考えてればいいものを

いちいち面倒にして

生きづらい時間を過ごして

もう嫌になった

強烈な記憶

雪がなくなり桜が咲いて青森にも春がきた

これから色んな花が咲いてくる

悲しみは通り越した

悔しいくらいの思い出が溢れてきて

一歩も歩けない

全ての気力が無くなって

自分から孤独になっていく

この感覚が酷く苦しい

今日死ぬのかって地獄を生きて戻ってきた

だからこそ天国のような日々を過ごした

でももう戻らない日々

今度は死ねない地獄が続いている

来世なんていらない

死んでも何にも生まれ変わりたくない

 

生存報告

何度も更新しようとしてた

気持ちを綴るその度に却下

とても誰かに見せられる内容になってなくて

ネガティブの塊

奈落の底

そんな後味悪い内容ばかりになるから

全部下書き保存

本当の胸の内は吐き気がするくらい

めまいがするくらいグロテスク

 

とりあえず

身体は生きているよ

生きづらいな

真っ白な背景にぽつり呟く

 

生きづらい

 

これで全てを察して欲しいよな

 

言葉にもっと力があれば

発言力があれば

この人間はこのように

世界をこう見ていたのかって

大っぴらに残るのだろうけど

文字は止まる

逃げも隠れもせず

生きた軌跡を遺し

そして続いてく毎日に

思う事を言葉にしておけば

いつか自問自答にもなる

変わりたいんだろう

何かを変えて生きたいんだろう

もっと言葉に力を求める

説得力と影響力を秘めて

そこには自分なりの正義と代償と

生きてるのが恐ろしくなる時がある

思い出すから